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【メディア掲載】月刊「救援」紙に上原瑞貴外務局長の寄稿が掲載されました

2020年12月7日

日本自治委員会事務総局

外 務 局 長 報 道 発 表


平素より日本自治委員会、各方面委員会の自治活動へのご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございます。


この度、11月10日に救援連絡センター機関紙「月刊救援」に当自治委員会外務局長上原瑞貴の寄稿が掲載されました。「月刊救援」のお求めは救援連絡センターまでお願いします。


<寄稿全文>

「反省なき碑文谷警察 私たちの反撃」

先般、「救援」でご報告したビラまき高校生私人逮捕事件で新たな動きがあったので報告します。ビラを配っていただけで副校長にぶつかられ、公務執行妨害の容疑で逮捕・勾留された高校生Iさんは9月25日、東京地検・伊藤雅大検事により不起訴処分となりました。地検は不起訴理由を明らかにしていません。人を21日間も不当に勾留しておいて、不起訴の理由は明らかにしないという横暴。これがわが国の司法の実態なんだと私たちは知ることとなりました。


碑文谷警察署は未だ反省の色皆無です。Iさんは7月28日に釈放された後、8月25日から目黒区立第九中学校前でのチラシ配布を再開。現在まで2か月近くほぼ毎日継続していますが、9月17日16時52分頃、碑文谷警察署警備課にチラシ配布を事実上妨害されるという出来事が起こったのです。碑文谷警察署警備課(公安警察)の徳永警部と菊池警部補は、目黒九中の前でチラシ配布中のIさんを取り囲んで、目黒九中の生徒と保護者が不安に思っているなどという理由で公園に移動して警察の話を聞くよう求めてきました。徳永警部は「公共の福祉ってものがあるから、他の人に迷惑かけちゃいけないよね」などと公道上のチラシ配布が「公共の福祉に反する」などという珍妙な主張を展開してきました。徳永警部らはIさんに執拗に話しかけ、市民への訴え方を再考するよう強く求めてきました。結局、警察が来てから約20分程度チラシ配布は事実上妨害されました。


日本自治委員会としてもこれはれっきとした表現弾圧だと判断し、東京都公安委員会と碑文谷警察署長に抗議文を出しました。しかし公安委員会も署長も抗議文を返送してきた上、「対応しかねる」などと言ってきたのです。とてもふざけています。憤りを覚えました。私たちは公安委員会宛の封筒には「苦情申出に準ずる」と記載しているので、受理しないのは警察法第79条に違反しているのではないでしょうか。私たちは即刻質問状を送り、公安委員会の見解を質しました。公安委員会は「日本自治委員会様は警視庁職員の職務執行を受けていないので、苦情申出をする者とは捉えられない」との主張をし、再び質問状を送り返してきました。しかし、警察法第79条にも、平成13年国家公安委員会規則第11号にも、苦情申出者を限定する規定は存在しません。私たちとしては到底納得できるものではなかったので、東京都公安委員会に再び質問状を送り、見解を質しているところです。(詳しくは日本自治委員会のホームページ上「発出文書」「収受文書」ページに東京都公安委員会とのやり取りなどを掲載していますので是非ご覧ください)


こんな状況にある目黒区の表現の自由ですが、区教委も区議会は全く動きません。区教委は「副校長の行為は適法な公務だった」と言及しました。区教委は映像が流出した後にもかかわらず、「高橋秀一は話し合いをしようとしていた」と述べました。映像では高橋秀一が高校生を執拗に追い掛け回し、わざとぶつかるような動きが鮮明に記録されています。「フガフガ言ってるんじゃねぇよ、情けない!」などと高校生を侮辱し、追い掛け回すということが「話し合う」態度と言えるのでしょうか。区教委の言い分は破綻しています。また、安倍政権が反立憲主義であると批判していた立憲民主党の区議が私たちのビラまき行動にも非があるかのような発言を行いました。ある立憲民主党の区議は私たちの「勝ち目がない」「旗色が悪い」として「積極的に関与していこうとは思えない」などと発言したほか、立憲民主党の議員秘書は「国会議員を敵に回す」と私たちを恫喝。立憲主義の回復を謳いながら地元では高校生の弾圧に与する態度をとる立憲民主党ー私たちは許せません。私たち日本自治委員会は高橋秀一・目黒区教委・目黒区の立憲民主党を駅頭演説やチラシ配布活動で徹底的に糾弾していきます。引き続き「救援」紙上でもご報告を続けたいと思いますので、よろしくお願いします。


(日本自治委員会外務局長 上原瑞貴)


お問い合わせ先

日本自治委員会事務総局

外務局外務第1課第1係

※件名欄に「外務第1課第1係あて」とご記載ください。

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