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【発表】香港民主派学生の収監に抗議する日本自治委員会議長談話の発表

日本自治委員会は、2020年12月7日付で次の通り議長談話を発出した。


第1 談話の趣旨

1.日本自治委員会は、中華人民共和国香港特別行政区において民主化運動を展開してきた学生、周庭氏、黄之峰氏が国家安全法違反のかどで有罪判決と宣告され、収監されたことに最激烈の憤りを表明するとともに、両氏をはじめとする香港民主派の学生活動家諸氏に対する連帯の意を表明する。

2.日本自治委員会は、香港当局及び中華人民共和国政府に対し、両氏をはじめ、香港民主派学生、新聞社創業者等、中国共産党の支配に抗った政治犯と言うべき無実の者を直ちに釈放することを強く要求する。


第2 談話の発出の理由

1.周庭氏、黄之峰氏ら香港民主派学生諸氏は、西側諸国において市民の基本的人権として保障されている言論・表現の自由、普通選挙、国家主義的教育への反対等、自由と民主を重んじる一学生として当たり前の主張を行ったに過ぎない。ただただ自由と民主を求めることが罪なのか。そのような自然権を有する市民としての全うな主張を弾圧した香港当局、中華人民共和国政府、中国共産党を我々は許すことができない。

2.日本自治委員会は学生の自由と人権のための団体であることから、国内外を問わず、学生の自由と人権が侵害された事例には断固として共闘すべきである。この点から香港学生に対する弾圧に対し、抗議の声を上げるものである。


以上


2020年12月7日

日本自治委員会

議長 大須賀太一

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