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執筆者の写真日本自治委員会

【要請書】東京都内私立学校に新型コロナウイルス感染症対策の改善を求める要請書

20日自外2第4号

2020年9月24日

■■■■高等学校長 ■■■■殿

日本自治委員会事務総局

外務局外務第2課


文書送付のお知らせ


日本自治委員会は、■■■■高等学校に対し、別紙の通り文書を発出いたしましたのでお知らせいたします。ご査収のほどよろしくお願いいたします。


以上


◉別紙


20日自発第15号

2020年9月24日

■■■■高等学校長 ■■■■殿

日本自治委員会

議長 大須賀太一


要請書


 日本自治委員会(以下「当自治委員会」という)は、■■■■高等学校(以下「貴校」という)に対し、次の通り要請いたします。つきましては今回の経緯・詳細・現状及び今後の対応等について、本文書到達から起算して14日以内に末尾連絡先まで郵送又は電子メールにおいてご回答いただきますようお願い申し上げます。


1.概要

 貴校生徒から当自治委員会に対し、先般、貴校において発生した新型コロナウイルス感染症の集団発生に係る相談があった。相談においては、貴校当局の生徒に対する早期の周知が行われていない旨、憤りを感じているとのことであった。これを受け、当自治委員会は協力団体とともに調査を行った。その結果、貴校において、新型コロナウイルス感染症が発生したという確認がとれたのが8月下旬であり、早期周知は不可能だったという事実が判明したので、当自治委員会は当該生徒に対し、情報を提供した。当該生徒は当自治委員会からの報告を受け、貴校の対応に納得し、適切な対応であったと評価した。しかしながら、貴校の説明に生徒が不信感を抱く事態を招いてしまったことに関し、主権者生徒への説明が不十分であった可能性を考慮し、当自治委員会は、次の通り要請するものである。


2.要請の趣旨

(1)今後新型コロナウイルス感染症及びその他感染症等発生時は、速やかに生徒に対し、十分な説明機会を設け、生徒からの問い合わせに真摯に対応し、生徒側に不信感を抱かせないよう適切な対応を求める。

(2)特に身体の接触を伴う運動系部活動においては感染のリスクを考慮し、慎重な実施を求める。


3.要請の理由

 当自治委員会は貴校における新型コロナウイルス感染症対応に関して最善が尽くされていると評価しているが、新型コロナウイルス感染症は無症状の感染事例が多く、特に身体の接触を伴う運動系部活動においては感染のリスクが高じると考えるべきであり、その実施にあたっては慎重を期する必要がある。また、生徒に対し、迅速かつ十分な説明機会を確保しなければ、生徒内に無用な学校への不信感が醸成される。生徒が学校運営に主体的に参画するにあたり、運営上重大な実態の発生に際しているという情報に十分にアクセスできる必要がある。


4.備考

当自治委員会は貴校生徒の人権に配慮し、報道発表等の際に校名を公表しないことを申し添える。貴校においては本文書を踏まえ、以後も生徒の権利を尊重した学校運営に取り組まれるよう善処願いたい。


以上

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