2019日自発第16号
2019年12月9日
東京都立三田高等学校長 三保和彦 殿
日本自治委員会
議長 平松 けんじ
抗 議 文
日本自治委員会は、東京都立三田高等学校長 三保和彦に対し、次の通り抗議し、要求する。
1.2019年11月9日午前8時13分および午前8時31分、東京都立三田高等学校の通用門前の公道上において、フライヤー配布を行っていた当自治委員会活動員に対して、貴職の指揮監督下にある■■■■教諭が活動員の前に立ちふさがったり、手で配布を防ぐことを試みたり、生徒に「受け取らなくていいよ」と言うなどして、当自治委員会の表現活動を妨害した。
同教員は、「そりゃそうでしょ指導員だもん」「(私は)生徒を守る立場にあるから」と弁明したが、配布物を受け取るかどうかは生徒の自由であり、配布物を受け取らないように指導する行為は、貴校の生徒の自由権と知る権利を侵害する行為である。また、活動員は配布時に生徒に一切危害を加えておらず、「生徒を守る立場にあるから」という理由で配布を妨害することは不可解かつ不適当な行為である。
これは、公道上という表現活動の自由が保障されるべき公共空間において、地方教育公務員が不当に公権力を用い、言論・表現活動に対して行った弾圧であり、日本国憲法第21条で保障されている「表現の自由」を侵害する行為であるから、謝罪と再発防止を確約するよう要求する。
2.当自治委員会は、東京都立三田高等学校・■■■■教諭が行った上述の行為について、①どのような法的根拠により行ったのか、②法的に適切な職務執行であったか、③表現活動の自由を侵害するような対応が合理的かつ正当であると考えているのか、④当自治委員会活動員に対して行なった表現活動への弾圧及び暴行に対する貴職名での謝罪及び再発防止の確約、⑤その他本項目以外で要求しているものについて、本書面到達日から起算して14日以内に末尾左下に郵送において回答文を送付することを要求する。
以上
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